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ハゲ方にも個性があるものだが、初期の頃は例外なく額やこめかみの生え際から徐々に後退するか頭頂部から脱毛していく。男性型脱毛、いわゆる若ハゲとは、思春期以降に早めに発症する場合と、40〜50代に発症する壮年性脱毛を合わせたものである。
60代以降に発生するハゲは加齢に伴う、より生得的なもので老年性脱毛と呼ばれ区別されている。勿論「男性型」とあるように、この種のハゲは男性が圧倒的に多いのだが「女性における男性型脱毛」もある。
これら男性型脱毛の特徴は、いずれも休止期の髪(根毛)が抜けること。但し、正常な休止期脱毛では無いため、再び発毛しても細く、弱々しい毛、あるいは軟毛、産毛で終わり、ついには発毛しなくなって、薄毛となり次第に地肌が透けていくのである。

若ハゲになりやすい体質は遺伝する。自分の両親や祖父母の頭髪を観察すれば、その可能性の大きさは次のようになる。
<Aランク>
父親が若ハゲ、母親も薄毛の場合は、確実にハゲる。
<Bランク>
父親が若ハゲ、齔eは普通でも母方の祖父または兄弟にハゲがいる場合、
可能性は高い。
<Cランク>
両親は普通、どちらかの祖父、祖母または兄弟にハゲがいる場合、
ハゲる可能性あり。
<Dランク>
両親の祖父母、兄弟にハゲはいない場合、可能性としては非常に低い。
つまり、自分の親族に一人でも若ハゲの人がいれば、あなたはハゲ家系に連なる一人として、若ハゲの可能性を持っているのである。

女性ホルモンに守られて、女性はハゲにはなりにくいと言われてきたが、近年どうもそうとは言えない状況で、女性のハゲ(薄毛)は増加傾向にある。
これは主に「びまん性脱毛」と呼ばれる薄毛で、白人女性の場合50歳以上の約半分の人がなると言われている。その進行パターンは男性の場合とは異なり、頭頂部を中心に薄くなっていくのが特徴。
その原因も発症メカニズムもよく分かっておらず、50歳以上に多く見られることから、老化、女性ホルモンの減少、頭皮の血行障害などが関与しているらしい。
また、最近は女性の中にも男性と同じように、前額部が後退する、いわゆるM型が進行した女性における男性型脱毛」が起こっている。

ハゲというと「男性型脱毛」と「円形脱毛症」に大別されるが、両者には脱毛のメカニズムにも違いがあり、治療方法も異なる場合が多い。円形脱毛症では、治りやすいタイプの「普通型」は気付いても放っておけば、6〜7ヶ月で自然に治るが、問題は治りにくいタイプである。
頭髪の生え際にハゲが出来て、ハゲが明らかに円形または楕円形では無く、不規則な形で広がり、脱毛が頭のみならず眉毛や睫毛にまで飛び火する。原因としてアトピー体質や他の合併症などを疑ってかかる必要があるので、医師の診断を仰ぎそちらの治療を優先しなければならない。
また、精神的なストレスも脱毛の大きな原因になりうるので、しばしば心理療法も効力を発揮するであろう。

最近、若者や女性にまで若ハゲが増えてきたというのも、ストレスが原因であるという分析がある。ストレスによって自律神経が緊張して血管が収縮し、血行や栄養の循環が悪くなって薄毛に至ると言うわけである。
また、疲労の蓄積やストレスから皮膚の免疫力も落ちて、毛根の活性も低下する。老化によって髪が薄くなることからも分かるように、人の生理現象にとってマイナス効果となるものは、発毛メカニズムにとってもマイナス要因になる。
そう断言してまず間違いない。生活の乱れ、暴飲暴食、寝不足、過労、無理なダイエットといった健康を害することも、結果として毛髪を損ねることにつながっていく。勿論、ハゲに対する過度な不安や心配も、毛髪にとって大きなマイナスになるのである。
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