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市販のシャンプーには、海面活性剤に保存剤や防腐剤、防カビ剤、殺菌剤、抗フケ剤などを混ぜ、「髪にやさしい」「汚れを残さない」「フケを抑える」といった効能をもつシャンプーがつくられている。髪も多く、頭皮も健康であればシャンプーの種類にさほど神経質になる必要はないが、既に薄毛傾向にあり、頭皮に湿疹やカユミが生じやすい人は、シャンプー選びも大切になる。

但し、抗フケシャンプーの”使いすぎ”や”すすぎ不足”には十分な注意が必要、皮膚に残ると刺激反応によって炎症などを起こしやすくなる。また頭皮が乾燥しすぎてもフケは増える。この場合、頭皮に潤いを与える保湿剤入りのシャンプーかローションを試してみよう。

シャンプー選びが自分では出来ない方は、一度「頭髪専門クリニック」を訪ね専門家のアドバイスをアドバイスを求めるのもよかろう。




整髪にヘアリキッドやヘアトニックを使っている人もいるだろうが、発毛・育毛剤を使おうとという人はそれらとの併用は避けた方が良い。リキッドを使用すれば、どうしても頭皮の表面を油でおおうことになり、発毛・育毛剤の毛乳頭への浸透を妨害してしまう恐れがある。

勿論、臨床例や実験結果が豊富にあるわけではないので、ヘアリキッドやヘアトニックを使ってはいけないと断言は出来ないが、発毛・育毛剤使用の際は、併用しないほうが無難であろう。





食品と髪の毛の関係は、マスコミでもしばしば取り上げられるテーマで、最もらしい理屈つきで、「これを食べると髪の毛にイイ」「これをたくさんとればハゲになりにくい」といった健康メッセージが巷には溢れている。しかし、栄養学的にみて怪しいものや下心がみえみえの食品情報も氾濫しており、結局のところ「栄養のバランス」を考えた食事というところに落ち着く。

とは言え、現在の野菜や果物は昔と比べてビタミン、ミネラルなどの栄養価が低くなっているという報告があり、食材だけで十分な栄養を摂取できないケースもありうる。その際は、各種栄養補助剤(サプリメント)を利用してみるのもひとつの手段だろう。現在では、ビタミンやミネラル、アミノ酸などをバランスよく含むビール酵母が配合された、髪のためのサプリメントも販売されている。




男性ホルモンが作用するタイプの若ハゲ対策として国際的に大きな注目を集めているのが、「飲む育毛剤」と言われるプロペシア(成分名:フィナステリド)である。2001年6月に東京で行なわれた「第3回大陸間毛髪研究会」において、このフィナステリドに関する発表では、頭頂部脱毛治療で83%、前頭部脱毛治療で70%の患者に改善がみられたという。

近年フィナステリドの感受性検査をDNAレベルで分析する検査が研究・開発され、若ハゲ・薄毛の患者個人の要因に対応した診断や治療、予防をさらに前進されるものとして期待されている。

尚、フィナステリド感受性検査は、全国に4ヶ所ある「頭髪専門クリニック」で実施されている。




アメリカでは「若ハゲは一種の病気である」という認識があり、気楽に病院に通って医学的な見地から的確に診断・治療するケースが多い。「髪の主治医をもつ」という発想なのである。

日本でもここ数年の間に「頭髪専門クリニック」が開設され始め、安心して受診できる体制が整い、専門家に診断・治療してもらうことで「悩み」から解放された人たちが増えている。必要以上に薄毛が気になり、精神的に落ち込んでしまった場合など、医学的に的確な診断をしてくれる「髪の主治医」を持つことは、確かに心強いに違いない。

自分に合った発毛・育毛剤を選ぶ上でも、髪の主治医のアドバイスは何よりも頼りになるはずだ。一人で悩まずに、こういう「頭髪専門クリニック」に手助けしてもらうこともお勧めしたい。診察内容や費用などは、事前に電話で確認しておけば安心だろう。



 
   

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